料理長のアドバイス
料理 魚石 瀬海悠一朗さん
明治以降、豊かな湧水とともに和食を届けて参りました。
元は仕出しが中心でしたが、先代からはお座敷でも懐石を提供しています。
一組一組のお客様を大切に、滋賀ならではの「食」の「おもてなし」を届けます。
霜の降りる頃、ねぎは旬を迎え、ぐっと香りと甘味をたくわえます。
この時期のねぎは、わき役ではなく主役になれます。
普段はぶつ切りやそぎ切りにして焼いたり、鍋に入れたりするのですが、繊維が強いので食べづらいこともあります。
薄く笹に切ることで食べやすくなり、また盛り付けにも華やかさがでます。
白ねぎを調理するときは、しっかりと火を入れてください。甘みが引き立ちますし、食べやすくなります。中途半端だと辛みが残ってしまいます。
ねぎと生姜を取り合わせると、体をほっこりと温めてくれます。
ねぎを上手に使えば、おいしく、健康に冬を過ごすことができます。
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