東近江地域
県内の農業生産の中心東近江地域
県中央部に位置し、東近江市、近江八幡市、日野町、竜王町で構成されます。湖辺には、津田内湖、大中の湖などの干拓地があります。
水稲の面積は県全体の約3割を占め、小麦・大豆・野菜は約4割を占めています。パン用小麦や早生黒大豆、在来系大豆「みずくぐり」等も生産されています。
露地野菜は「キャベツ」「大かぶ」等、施設野菜では「トマト」等が多く生産されています。
果物は「ぶどう」や「なし」「いちご」等が生産され、直売を主体に販売されています。畜産は、各畜種とも県内で最も盛んな地域で、「近江牛」の産地です。
管内の有名な産地
大中(だいなか)
専業農家育成のために昭和41年に入植開始された干拓地域。近江八幡市と東近江市にわたる。「近江牛」や「大中スイカ」の産地として有名。
愛東
愛東メロンや愛東ぶどう、愛東梨などのブランド果実が有名な地域。
沖島
日本で唯一、湖に浮かぶ有人島。島全体が漁村で、昔も今も琵琶湖漁業の中心的存在。