料理長のアドバイス
タラの芽は、火を通し過ぎないこと。あとは普通の野菜のように食べてください!
滋賀県東近江市永源寺相谷町「イタリア料理あづまや」
シェフ 鈴木 敏夫さん
フレンチの料理人としてホテルなどで働いてきましたが、イタリアンに変わり13年前に永源寺町にやってきました。
それまでは大きな店を切り盛りしていたのですが、一度、田舎暮らしがしてみたかったのです。
地元の食材を大事にしていますが、産地を選ばず美味しい食材を仕込んで料理を提供しています。
タラの芽の下ごしらえは、黒っぽい木の皮の部分(はかま)を切り取るだけ。後は普通の野菜と同じですが木の芽類は火がすぐに通ってしまいます。
そうなると食感も香りも悪くなるので、下茹では、軽く塩を加えたお湯で20秒から30秒程度の湯通しで十分です。サラダにするなら冷水にさらしてください。調理で加熱するなら下茹では必要ありません。
パスタとあえるときは、ゆがいたパスタの余熱も含めて加熱すると考えてください。
また、タラの芽は、個性の強いブルーチーズのようなものともよく合います。
簡単に食べるなら、ゆがいてからマヨネーズをつけたり、甘酢でマリネにして、ミョウガの様な食べ方ができます。
いずれにしても鮮度が命、新鮮なものを手に入れるようにしてください。
※イタリア料理 あづまやさんでお食事をされる際には、予約が必要です。
(TEL:0748-27-0049 イタリア料理 あづまや)