近江米の新品種「きらみずき」

近年、夏の暑さなどの極端な気候によってお米の収穫量や品質の低下が問題となっており、新しいお米の品種の開発が求められてきました。こうした中、滋賀県では、お米の研究を行う農業技術振興センターで、おいしさや品質が良く、かつ暑さに強い「きらみずき」を開発しました。

母親の「にこまる」と父親の「滋賀69号」を2009年に交配して得られた候補から、より優れたものを選び出す作業を何度も繰り返し、13年をかけて「きらみずき」を選抜しました。

「きらみずき」は、 大粒でしっかりとした食感、すっきりとしたみずみずしい甘さ が強みで、噛むほどに甘さが広がります。お米のおいしさを確認する検査において、「コシヒカリ」と同等以上の評価を得ています。

「きらみずき」の栽培方法は、オーガニック栽培をはじめ、環境にやさしい栽培（※）に限定しています。
※田んぼの中で化学肥料（窒素成分）や殺虫・殺菌剤を使用しない栽培

環境への配慮とおいしさにこだわる生産者と消費者をつなぐお米です。