栄養士アドバイス
冬の琵琶湖の恵み、いさざ。野菜とともにいただきましょう!
いさざは琵琶湖固有の魚です。
新鮮なものは透き通るようなきれいな体をしており、白身でくせがない美味しい魚です。
骨ごと食べられるのでカルシウムとタンパク質が同時に摂れるのが嬉しいです。
カルシウムとタンパク質は、骨や筋肉を作る栄養素なのでロコモティブシンドロームの予防になり、また子どもの身体の成長を助けてくれます。
湖北地方では、昔からじゅんじゅんというすき焼きのように甘辛く煮た料理にしたり、大豆と一緒に煮たりします。
琵琶湖のいさざと、滋賀県で採れる野菜や大豆をあわせて料理する伝統食をいただくのは、まさに地産地消ですね。
醤油で煮ると塩分の摂り過ぎになるのではと心配な方は、カリッと素揚げにしてみてはいかがでしょう。
栄養豊富なおつまみやおやつとして、新しい味が楽しめます。
冬の琵琶湖の恵みに感謝して、美味しくいただきましょう。
公益社団法人 滋賀県栄養士会 監修