ここで選ぶ!マルシェ小川酒店
- 住所
- 滋賀県大津市浜大津2丁目1-31
- 電話番号
- 077-524-2203
- 営業時間
- 8時~19時
- 定休日
- 日・祝日
- 駐車場
- お電話でお問合せください。
- ブログ
- https://ogawa-sakeshop.hateblo.jp/
近江の地酒愛あふれる町の酒屋さん
京阪「浜大津」駅のすぐ近く、路面電車が走る道路沿いにある「小川酒店」。布施明美さんと上田広美さんの姉妹が切り盛りする酒屋※1です。90年続く地元の酒屋さんで、店内には近江の地酒がずらりと揃い、ワイン、焼酎、ウィスキーも置かれています。25年程前から近江の地酒を中心に販売するようになり、現在、"不老泉"、"浪乃音"、"笑四季"、"七本鎗"、"萩乃露"、"鈴正宗"、"大治郎"、"美富久"、"浅茅生(あさぢを)"、"多賀"、"北島"などが店頭に並びます。
※1 2018年の春から明美さんのご主人の布施健二さんが社長に就任予定。
京阪「浜大津」駅からすぐ。ピンク色の外壁が目印。
地酒の知識や情報を発信
「"不老泉"の杜氏さんは、冬場に酒造りをして、終わると酒米を作りに帰るんですよ」「昔、月夜に琵琶湖の魚が魚道を遡上して田んぼで産卵してたんですよ。現在、魚を田んぼに戻れる環境をつくるプロジェクトがあり、その環境や人、生き物に配慮されたお米でお酒を造ったのが、この『月夜のゆりかご』なんです」と、一つ一つの銘柄の背景にある情報を弘美さんが語ってくれるので、日本酒を知らない人でも俄然興味が湧いて飲んでみたくなります。
ただお酒を販売するのではなく、酒蔵の思いや造られた背景などのお話を交えながら、お客様とコミュニケーションをとり、お客様に合う日本酒を勧めてくれます。勧めたお酒をお客様が購入され、後日「おいしかったわ~」と言われるのが最高の喜びだそうです。
左の写真が妹の弘美さん。右が姉の明美さん。お酒が大好きという弘美さんはワインの知識も豊富。
「近江の日本酒は、小さい酒蔵が多く、蔵元さんも個性的で、親しみやすいのが特徴ですね」と弘美さん。自ら蔵元を訪れ、酒造りについてのお話を聞いたり、セミナーに行ったりと、普段からこまめに日本酒の情報を収集し、勉強されています。これらの知識や情報をブログに綴って、それを見た人がお店に来てくれることもあるそうです。
「近江の日本酒は、小さい酒蔵が多く、蔵元さんも個性的で、親しみやすいのが特徴ですね」と弘美さん。自ら蔵元を訪れ、酒造りについてのお話を聞いたり、セミナーに行ったりと、普段からこまめに日本酒の情報を収集し、勉強されています。これらの知識や情報をブログに綴って、それを見た人がお店に来てくれることもあるそうです。
陳列棚には近江の地酒がずらり。ラベルからもそのおいしさが伝わってくる。
店の奥には常温で置かれ、手前の冷蔵室にも近江の地酒がびっしり。
毎月朝市に出店!レアなお酒が飲めると評判
毎月第3日曜日に浜大津駅のそばで「浜大津こだわり朝市」が開催されます。「小川酒店」はその朝市にも出店し、もう16年にもなるそう。毎回、県内の酒蔵を1~2軒紹介し、旬のお酒やレアなものを計り売りしています。地元だけでなく、大阪や神戸、遠方では北海道から訪れるお客さんもあるとか。取材中もひっきりなしにお客さんが訪れ、明美さんや弘美さんと楽しく会話をしながらお酒を買っていかれました。地元の人からも、日本酒好きの人からも愛される町の酒屋さんです。