産地レポート

トップページ産地レポート4月の特集 椎茸 栄養士アドバイス

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栄養士アドバイス

椎茸は、貴重な栄養の宝庫です!

椎茸

管理栄養士、野菜ソムリエ 中沢るみさん

椎茸にはβーグルカンという成分が含まれています。免疫力を高め、ガンの予防に効果があると言われている栄養素です。また、血圧や血中コレステロールを下げる作用により、高血圧・高脂血症・肥満を防ぐ効果があるエリタデニンも豊富です。

さらにカルシウムの吸収を高めるビタミンDも豊富。カルシウムが豊富な乳製品と一緒に食べるとさらに効果的です。きのこのクリームスープやクリームパスタ、リゾットなどおすすめです。

椎茸は天日に当てると栄養価が高くなります。
特にカサのひだの部分に日光を当てましょう。

紫外線(太陽光)に当てることで、エルゴステロールがビタミンDに変わります。
生椎茸よりも干し椎茸のほうがビタミンDは多いのですが、干し椎茸も使う前に一時間ほど天日に当てるとさらに栄養価が高まります。

椎茸は和洋中、料理の用途も多い食材です。健康のためにもどんどん使いましょう!

中沢るみさん

中沢るみ 氏

【プロフィール】
日本野菜ソムリエ協会講師、管理栄養士。
全国各地で「食と健康」に関する講演を重ね、好評を博す。
著書に「『5色の野菜』カラダ革命」(静山社文庫)他。