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近江牛体験レポート

細かなサシ(霜降り)が入り、とろけるような旨みと甘味がある...。
それが、滋賀県そして日本を代表する高級和牛「近江牛」。

世界に誇るブランド和牛

「近江牛(おうみうし)」は、滋賀県が世界に誇るブランド牛です。その歴史は古く、江戸時代には彦根藩が味噌漬けを将軍家に献上していた、という記録が残っていたほど。特長は、なんといっても肉のきめが細かく、サシ(赤身と脂肪の入り混じる状態)が全体に入っていること。芳醇な香りとやわらかさをもち、口の中でとろけるような風味が広がります。

近江牛を存分に味わっていただくには、やはり肉本来の味を生かしたステーキやすき焼き、しゃぶしゃぶがおすすめ。上質の脂が赤身とまざりあい、まろやかで極上の旨みが堪能いただけます――。

  • 近江牛
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繊細なサシと、芳醇な香り

「近江牛の良さはわかったけれど、実際のところどんなおいしさなんだろう?」そう思っている人も多いはず。
そこであるご家族に、近江牛の料理店で味わっていただくことにしました。

幸運なそのご家族は、お父さんとお母さん、そして4歳と3歳のかわいい姉妹。メニューは、王道のすき焼きで。

すき焼きは滋賀県人にとってなじみ深い食べ物。盆や正月をはじめ、祝い事があると昔からすき焼き鍋をみんなで囲みました。また、明治時代、牛鍋屋が東京で広まった際には、近江牛が一役買っていたという説も。当時から近江牛は極上の牛肉としてもてはやされ、文明開化を担うハイカラな食材でもあったのです。

さて、大好きなすき焼きが食べられるとあって、子どもたちはワクワク、ソワソワ。

運ばれてきた近江牛を見て思わず歓声が。
「ウヮ~」「やったぁ」
「すごい!きれい!」「きめが細かい!」

「ほのかに甘い香りがしますね」
と、お父さんは滋賀県人らしいツウなコメント。

ご家族
「今日はお肉、いっぱい食べていいからね!」

確かに、きめの細かな肉質と繊細なサシが全体に入り、しかも香気ともいえる微かな甘い香りは近江牛の特長の一つ。

ご家族

ほっぺたが落ちるおいしさです!

鍋を温め牛脂をさっとひいた後、青ねぎ、きのこなどの季節の野菜とともに近江牛を手際よく並べ入れます。もちろん滋賀県名物の赤こんにゃくも忘れずに。そこに割りしたを入れて煮始めると、たちまち部屋中に、何とも言えない牛肉のいい香りが立ち上り、五感をくすぐります。

ご家族
これが近江牛のすき焼き。おいしそ~!

赤いお肉に火がとおり、パッと茶色くなったところで、「さぁ、どうぞ」のという合図。待ってましたとばかりに、溶き卵にひたし口いっぱいにお肉をほおばる子どもたち。
「最高においしい!」とおねえちゃんが言えば、
「いつものお肉と違う~」と妹も。

姉
「お・い・し・い!」姉、4歳。

妹
「!?~!!!」妹、3歳。

父
「肉食べるペース、早いんとちゃう?」父。

母
「子どもって、おいしいものには正直やねえ...」母。

「早く早く!」「もっと!」と、次から次へ肉をねだる二人に、 「子どもは正直やなあ」とお父さん。 「がっついて、恥ずかしい」とお母さん。

子どもたちの感想は食べっぷりでわかったので、ご両親に近江牛のおいしさ、素晴らしさについて、滋賀県人として語ってもらいました。
苦笑しながら、「高級な近江牛は、盆、正月くらいしか食べられませんが」とお父さん。「近江牛の脂は旨みがありコッテリしていないと感じます。サシが多く入っていて、上品でまろやかな風味があり、食べやすい。身近にこんなに素晴らしい食材があるのは幸せですね」

対してお母さんは、
「お肉がとてもやわらかくて、口の中でふわっと溶けるよう。そのあと口いっぱいに旨みが広がって、最高においしかったです! 味もそうですが、私は安心感があるのもうれしい。近江牛なら地元で育てられているので信頼できます」

父
「近江牛、さすがです!」

母
「口の中でとろけそう!」

最高級の旨さをもつ近江牛。次はみなさんが、ぜひ自分の舌で味わってください。

(取材日2012年1月18日)

■近江牛に関するお問い合わせ:「近江牛」生産・流通推進協議会(電話:0748-37-2635)

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