産地レポート

トップページ産地レポート青ネギ生産者 猪飼 正道さん(栗東市荒張)

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青ネギ生産者 猪飼 正道さん(栗東市荒張)

青ネギ生産者 猪飼 正道さん

【夢は日本一の青ネギ農家】

「日本中の家庭の冷蔵庫にうちのネギが入っているのが夢なんですよ」と話してくれたのは、栗東市で青ネギの周年栽培を手掛ける猪飼農園3代目の猪飼正道さん。収穫を迎えたハウスの中は、ネギの爽やかな香りが広がっています。約30棟のハウスで年間40tの青ネギを県内はもとより県外にも出荷しています。

もともと猪飼農園では、ホウレンソウや小松菜、ミズナなど葉物野菜を育てていましたが、猪飼さんが就農するにあたり取り組んだのが青ネギ栽培の一本化でした。「いろいろ育てると出荷量が安定しないし、病害虫対策も種類によって変えないといけない。時間と人手がかかる割に効率が悪いので、思い切って青ネギで勝負しようと思いました。」

減農薬での栽培を終え、太陽熱消毒を取り入れたところ、これが青ネギに効果を発揮。通常の半分以下の農薬の使用で済んでいるそうです。

「台風、酷暑、寒波など不安定な気候で野菜価格は高騰しがち。でも、青ネギは常備野菜として常に冷蔵庫に入れておいてほしいから、安定して出荷できるようにもっとハウスを増やしていきたいんです。」と猪飼さん。夢の実現に向けて前進あるのみです!

収穫を迎えたハウスの中は、ネギの爽やかな香りが広がっています

収穫を迎えたハウスの中は、ネギの爽やかな香りが広がっています

約30棟のハウスで年間40tの青ネギを県内はもとより県外にも出荷しています

「台風、酷暑、寒波など不安定な気候で野菜価格は高騰しがち。でも、青ネギは常備野菜として常に冷蔵庫に入れておいてほしいから、安定して出荷できるようにもっとハウスを増やしていきたいんです。」と猪飼さん

年間40tの青ネギを県内はもとより県外にも出荷しています

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「青ネギはやはり刻んで食べるのが、一番ネギらしさを感じられるんじゃないですか」と猪飼さん。ラーメンにたっぷりの刻みネギを入れて食べるのが好きなんだそう。通年栽培をする猪飼さんによると、夏のネギは辛味が強く、冬のネギはさっぱりしているんだとか。「スーパーなどで売られている刻みネギパックも便利ですが、食べる直前に刻むほうがネギの風味が感じられておいしいですよ」と教えてくれました。

「青ネギはやはり刻んで食べるのが、一番ネギらしさを感じられるんじゃないですか」と猪飼さん

(取材対象者:猪飼正道さん(32)(栗東市荒張))

(掲載日:平成31年1月25日)