大豆生産者 安田 美紀さん(蒲生郡竜王町)
【25歳が出会った一生の仕事】
大きなトラクターの上で少し照れながらポーズを決めてくれたのは、竜王町にある農業法人で働く安田美紀さん。農業の道へ進んだ理由を「作物が大きく育つのが嬉しくて」と、はにかみながら答えてくれました。
のどかな田園風景が広がる竜王町は昔から県内でも農業が盛んな場所。ここで、米や麦、大豆を作っています。農業法人に就職して5年、一通りの仕事はこなせるようになりました。取材時は、ちょうど大豆の収穫期。出荷する大豆袋は30kgの重さがあり、女性にはきつい力仕事が続きます。トラクターやコンバイン、フォークリフトなど、大きな機械の操作も手慣れた様子です。
「まだまだ段取りが悪いところがあるので、1日の作業をもっと効率よくできるようになりたいです」と話す安田さん。シャイな性格なのか、あまり自分のことを話してくれませんでしたが、「農業を一生の仕事にしたい」ときっぱり言い切る姿は、カッコ良く見えました。
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「うちで育てている大豆は、主に豆腐に加工されるので・・・」と答えに困りながらも安田さんが教えてくれたのは、煎り大豆。ストーブの上などでゆっくりと加熱し、パチパチと弾ける音がしたら食べごろです。香ばしい風味が美味しい、ヘルシーなおやつです。
(取材対象者:安田美紀さん(25)(蒲生郡竜王町))
(掲載日:平成31年1月18日)