産地レポート

トップページ産地レポート白菜生産者 柏本 健一さん(長浜市高月町)

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白菜生産者 柏本 健一さん(長浜市高月町)

白菜生産者 柏本 健一さん

【ずっしり大きな白菜がずらり!】

「これは5kgくらいありそうやな」。そう言いながら手渡された白菜は、ずっしりと大きくなんとも立派!高時川の河川敷で白菜の収穫をしていた柏本農園の3代目・柏本健一さんは、「日照不足だったり、台風が来たり、どこの農家もそうだと思いますが、天気には悩まされますね」と話しますが、そんな心配をよそに、畑では白菜やキャベツが大きく育っています。

倉庫に高く積み上げられているのは出荷用の白菜。週に2度、大手食品メーカーへ出荷し、キムチ漬けなどに加工されるそう。知らず知らずのうちに柏本さんの白菜を食べているのかもしれません。

柏本さんが本格的に農業に従事するようになったのは10年前。近隣の耕作放棄地なども引き受け、いまは水稲14haと野菜13haを育てています。大口の取引が多く、安定した収量を維持することがなによりも大切。会社の代表として従業員や家族を養う立場にもなり、安定した経営も維持しなければなりません。「みんなが安心して食べられるように、これからもたくさんの野菜を安定して収穫できるようにしていきたいです」と話してくれました。

「これは5kgくらいありそうやな」

手渡された白菜は、ずっしりと大きくなんとも立派!

倉庫に高く積み上げられているのは出荷用の白菜

近隣の耕作放棄地なども引き受け、いまは水稲14haと野菜13haを育てています

近隣の耕作放棄地なども引き受け、いまは水稲14haと野菜13haを育てています

みんなが安心して食べられるように、これからもたくさんの野菜を安定して収穫できるようにしていきたいです」と話してくれました

おすすめ農家メシ

柏本さんのおすすめは、湖北の伝統食「白菜のたたみ漬け」です。白菜を塩と赤唐辛子、昆布とともに漬け込む漬物で、昔から冠婚葬祭などの特別な食事の席でもふるまわれています。「切り口がきれいなんですよ」と柏本さん。「産直びわ みずべの里」(長浜市南浜町)や「三姉妹本舗」(長浜市酢)では柏本農園の白菜を使ったたたみ漬けが販売されています。

(取材対象者:柏本健一さん(35)(長浜市高月町))

(掲載日:平成31年1月11日)