産地レポート

トップページ産地レポート牛乳生産者 橋爪 晃平さん(甲賀市土山町)

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牛乳生産者 橋爪 晃平さん(甲賀市土山町)

牛乳生産者 橋爪 晃平さん

【牛が好き!ただそれだけの想いで】

牛舎を背に爽やかな笑顔で立つのは、酪農家の橋爪晃平さん。茶畑が連なる甲賀市土山町の小高い山の上で、父親らと共に約100頭の牛を世話し、毎日新鮮な牛乳を搾っています。

酪農家の朝は早く、6時頃から作業が始まります。朝晩2回の搾乳を中心に、牛のエサやりや健康状態の観察、牛舎の掃除など、365日休むことはできません。「生きもの相手なので、毎日同じようで違います。牛の様子を観察し、工夫することが面白いんです。」と話す橋爪さん。

とくに牛に与えるエサには気を配っています。干し草に野菜や濃厚飼料を混ぜて作るのですが、同じように与えても食べ残すことがあるそう。混ぜる割合や、ミキサーにかける時間の長さなど、細かな調整が必要になります。

「牛は目で訴えかけてくるんですよ。」と優しく牛を見つめながら話す橋爪さん。中には10年近く牧場で過ごす牛もいるそうで、おいしいエサを作ることはもちろん、日頃から愛情を持って育てていくことがなにより大切な仕事なんだと感じました。

父親らと共に約100頭の牛を世話し、毎日新鮮な牛乳を搾っています

牛のエサやりや健康状態の観察

牛のエサやりや健康状態の観察

牛のエサやりや健康状態の観察

朝晩2回の搾乳

牛の様子を観察

とくに牛に与えるエサには気を配っています

「牛は目で訴えかけてくるんですよ。」と優しく牛を見つめながら話す橋爪さん

おすすめ農家メシ

「酪農家の特権ですが、牛乳は搾りたてが味も濃くて一番おいしい。」と話す橋爪さんのおすすめは、牧場などで販売している低温殺菌牛乳。搾りたてに近い、牛乳本来の味が楽しめます。和食の調味料として牛乳を使うのもおすすめだとか。ぜひ、試してみてください!

(取材対象者:橋爪晃平さん(25)(甲賀市土山町))

(掲載日:平成30年12月7日)