米生産者 本庄 由季さん(高島市新旭町)
【父に憧れ農業の道へ】
風車で有名な高島市新旭町で、21歳の若さで農業に向き合う本庄由季さん。
田んぼで汗を流す父親の背中を見て育ち、憧れを抱いて、同じ道へ進むと決めたのは高校生の時でした。
今は父親の手ほどきを受けながら、コシヒカリ、秋の詩、滋賀羽二重餅、山田錦など多品種のお米を栽培しています。やりがいを感じるときは?の問いに「代掻きなどの作業が上手にできて、父親に褒められたとき」と恥ずかしそうに答える姿には、まだあどけなさも感じます。
「年上の男性が圧倒的に多い世界で、気おくれすることもあるけど、ひとつひとつ学びながら自分の仕事を全うしていきたい。今できるのはそれだけなので」と力強く話す本庄さん。その瞳は、まっすぐ未来を見据えていて、頼もしくも感じました。
おすすめ農家メシ
「本当に美味しいお米は冷めても美味しい!」と断言する本庄さんのおすすめは「塩むずび」。塩とお米だけのシンプルさが、よりお米の味を際立たせてくれます。本庄さんの忙しい日のランチに度々登場するそうです。
(取材対象者:本庄由季さん(21)(高島市新旭町))
(掲載日:平成30年11月23日)