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杉谷とうがらし

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杉谷とうがらし

先がぐにゃりと曲がった個性的形
皮がとても薄く、生でもおいしいとうがらし。

杉谷とうがらしは、滋賀県の南東、忍者で知られる甲賀市甲南町の杉谷地区で江戸時代から栽培されていた伝統野菜です。形はシシトウに似ていますが、先が曲がり、一つひとつとても個性的な形をしています。
とうがらしには"辛い"というイメージがありますが、この杉谷とうがらしは苦みもアクもなく、ほのかに甘いのが特徴で小さな子どももおいしくいただけます。しかも皮が非常に薄く生でも食べられるため、地元ではサラダにも利用されています。シンプルに焼き物はもちろん、炒めたり煮たりしてもしんなりやわらかく、また、若い葉にはアクが少ないので煮物としても活用されています。
とうがらしが少し苦手、という人にはぜひ食べていただきたい伝統野菜です。

  • 収穫時期7月上旬〜10月末
  • 栽培地域甲賀市

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