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杉谷なすび

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杉谷なすび

浅漬けから煮物、田楽、炒め物など多彩に活躍。
地元で愛される大きく丸い伝統のなすび。

杉谷なすびは、滋賀県の南東、忍者で知られる甲賀市甲南町の杉谷地区で江戸時代から栽培されていた伝統野菜で、丸なす系(巾着型)に属します。古来、なぜか杉谷地区でしか育たないといわれており、事実、近隣では同じものは存在していません。
印象的なのは、まずその"見た目"。果実は真ん丸で大きく、直径10cm程度とソフトボールくらい。とげとげしたヘタ部分はしっかりと厚みがあり、表面は艶々として、まるでオブジェのような美しい存在感があります。
さらに杉谷なすびの大きな特徴は、皮が薄く柔らかなこと。肉質は緻密で甘みがあるため、煮物や田楽、炒め物や揚げ物、浅漬けなど、どんな料理にも幅広く利用でき、とろけるような味わいが楽しめます。
収穫は、平均300〜350gを基準に出荷しています。ちなみに生産者は「なす」と略さずに、愛情をこめて「なすび」と必ず「び」をつけて呼んでいます。皆さんもそう呼んでください。

  • 収穫時期8月上旬〜9月下旬
  • 栽培地域甲賀市

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