イサザ
イサザ
イサザ
深い湖底にすむ琵琶湖の固有種。
すき焼き風の「じゅんじゅん」や佃煮に。
イサザはハゼの仲間で、水深70m前後のところに生息している琵琶湖の固有種です。
体長7cmほどで薄茶色をしており、頭と口が大きいのが特徴的。4月頃に湖岸の浅瀬の石の下に卵を産みつけ、オスが孵化するまで世話します。
イサザは白身で淡白な旨みがある、とてもおいしい魚です。大豆と煮た「イサザ豆」や佃煮への利用が一般的ですが、湖北では、すき焼き風に煮た「じゅんじゅん」やイサザ豆は、冬に行われる冠婚葬祭の行事食には欠かせない料理です。
近年漁獲量が減少しているイサザですが、長浜市など漁港近くの道の駅や湖魚専門店では、手に入れることができます。
- 収穫時期10〜4月末
- 栽培地域県域