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魚のゆりかご水田米

魚のゆりかご水田米

魚のゆりかご水田米

滋賀県では、田んぼに遡上できるよう設置した魚道を通り、田んぼで産卵・繁殖している状況を確認するとともに、魚毒性の最も低い農薬(除草剤)を使用するなど、魚にやさしい田んぼでつくられたお米を「魚のゆりかご水田米」として認証しています。
平成23年度に、魚のゆりかご水田米として、約64ヘクタール、県内9地域で栽培。県内の一部の農協直売所やスーパーなどで販売されるとともに、一部の小学校給食でも提供されています。
「魚のゆりかご水田米」を購入し、食べていただくことが、魚たちや琵琶湖やを守ることに繋がりますので、ぜひお買い求めください。

琵琶湖と田んぼと魚の関係

昔、琵琶湖の周りの田んぼは、エサのプランクトンが豊富で、外敵が少ないため、ニゴロブナやナマズなどの魚にとって絶好の産卵・繁殖場所で、まさに「ゆりかご」としての役割を持っていました。
大雨が降ると、琵琶湖から魚たちは、水路を通り田んぼに上って産卵、やがて生まれた稚魚はしばらく田んぼで育って琵琶湖へ下り、広大な琵琶湖で大きく成長して親となり、産卵のため再び田んぼに戻ってくるという生活を繰り返していました。
しかし、今では、琵琶湖と田んぼをつないでいた排水路において、魚たちの移動経路としての機能が損なわれ、田んぼでは魚たちの姿が見られなくなってきました。

昭和40年ごろまで

昭和40年頃の図

現在

現在

水田を魚の産卵・成育の場としての再生に向けて

そこで、平成18(2006)年から、昔のように、琵琶湖と水田の間を魚たちが行き来でき、産卵・繁殖していたかつての水田機能を回復させるために、人や生き物が安心して暮らせる田んぼの環境を取り戻す取組「魚のゆりかご水田プロジェクト」を進めており、平成23年度では、県内32地域117ヘクタールで取り組まれています。
また魚のゆりかご水田では、魚たちの産卵・繁殖の場としての水田の再生をはじめ、子どもたちの環境学習の場としても小学生の稚魚つかみや生きもの観察会なども行われています。

魚道設置による田んぼと水田の落差解消

産卵できる!

プロジェクト取組地域
(平成23年度32地域)

実施地域図
  • 魚道づくり
    地域で魚道づくり
  • 魚道
    魚道の様子
  • ナマズ遡上
    ナマズの遡上
  • 魚道観察会
    魚道での生きもの観察会

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