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いちごきほんのき いちごの下処理は砂糖で! きれいなフォルムはハチと種 形が悪い方が美味!? 食べるときはヘタから 食べ頃の色は? バラの仲間で野菜

バラの仲間で野菜

いちごは、バラ科の多年草。果物と思われがちですが、学術的には野菜に分類されます。赤い実のところは「花托(かたく)」と呼ばれる部分が発達したもので果実ではありません。ツブツブの種の部分が本来の果実部分で、痩花(そうか)と呼ばれています。

食べ頃の色は?

食べ頃の色は?

一般的には真っ赤ないちごが食べ頃と言われていますが、「章姫」は糖度が高いので真っ赤になっていなくても、やや浅めの赤に熟していれば十分甘く美味しくいただけます。「章姫」のように糖度が高い品種や色づかない品種もあるので、色は食べ頃を判断する基準のひとつ、としたほうがいいでしょう。

食べるときはヘタから

食べるときはヘタから

ヘタを持っていちごの先から「パクリ」と食べる人が多いと思いますが、美味しさを優先するなら、逆にヘタから食べるのがおすすめです。いちごは先端へいくほど糖度が増すので、ヘタから先に向かってどんどん甘みが強くなり、最後まで美味しく食べられます。

形が悪い方が美味!?

形が悪い方が美味!?

きれいな円錐形をしたいちごは見るからに美味しそう。見た目が命とも言えるいちごの中で、ごく稀に先端が2つに分かれた少しいびつな形のいちごを見つけることがありますが、この形の悪さこそ美味しさの証。2つ先端があるということは、甘くて美味しい部分が2倍あるということです。形が悪いからと避けないで、見つけたら早めに食べてください。

きれいなフォルムはハチと種

ミツバチがみつを吸うために花から花へと飛びまわり授粉交配を手伝ってくれます

ミツバチの巣箱

いちご畑には必ずと言っていいほどミツバチの巣箱があります。これは、ミツバチによる授粉作業をしてもらうために生産者さんが飼っているもの。花が咲いたらミツバチがみつを吸うために花から花へと飛びまわり授粉交配を手伝ってくれます。きちんと受粉ができないと実ができなかったり、形が悪かったりして売り物にならなくなります。また、ツブツブの種も形づくりに重要で、種がたくさんできるほど実が大きくなります。ミツバチと種、この2つがいちごのきれいなフォルムをつくるためには欠かせない条件なのです。

いちごの下処理は砂糖で!

いちごは水分が多いので、調理をするときに形がくずれやすくなります。くずれにくくするためには上白糖などの砂糖をかけて30分ほどおくと、浸透圧で余分な水分が抜けて実がほどよく引き締まります。スイーツを作る際、いちごをスポンジ生地の中に丸ごと入れたり、挟んだりする場合は事前に下処理をしたほうが調理しやすくなり、生地側もベタつかないので美味しく食べられます。
(清水クッキングスクール 清水厚子先生談)

いちごの下処理は砂糖で
砂糖(上白糖、三温糖など)をたっぷりといちごにかけて、30分ほど置く。

清水クッキングスクール 清水厚子先生

いちごの選び方

品種によりますが、十分に色づいているか、色むらがないか、いちごのヘタ近くまで赤くなっているか、表面に艶はあるかを見てください。
ヘタがしっかりしているか、ヘタの色が緑色でしなっていないかを見て下さい。
地元の道の駅や農家さんで買うのも選び方の一つです。

保存方法

生食の場合

そのままで食べる場合は冷蔵庫に入れ、なるべく早く食べてください。
ヘタを取らずにそのまま乾燥しないようにラップをかぶせて置きます。

冷凍保存の場合

いちごに対して5%から10%の量の砂糖をまぶして、砂糖がなじんでから冷凍する。
解凍してそのままでも、しゃきしゃきして美味しいですよ。

美味しい食べ方

水洗いは、食べる直前に、ヘタをつけたまま洗い、最後にヘタを取るようにします。
水洗いをすると、水っぽく、傷みやすく、傷みかけのものは、ずるけたようになってしまいます。 気をつけて丁寧に扱いましょう。
いちごは、ヘタに近いところほど、酸味が強いので、軸の部分を少し深く切り取ると良いでしょう。

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