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お漬物のきほんのき 冬に食べたいカブや大根のお漬物。 天皇に献上された日野菜のお漬物 漬物とは?

漬物とは?

漬物の種類

漬物の種類

一般的に漬物はいろいろな食材を塩、酢、ぬか、味噌、醤油などに漬けた保存性の高い食品のことを言います。ぬか漬けなどの発酵タイプのものと、浅漬けや甘酢漬けなど発酵をともなわないタイプのものとに分かれます。日本では各地の特色をいかしたご当地ならではの漬物があります。滋賀県には、湖北・湖西地方の郷土料理でニシンと地元の野菜を一緒に漬ける「ニシンの麹漬け」、菜の花を漬けた「菜の花漬け」、伊吹大根・万木かぶ・日野菜・下田なす・山田ねずみ大根といった伝統野菜を使ったお漬物など、種類も味も豊富な漬物文化があります。

出典:Wikipedia

天皇に献上された日野菜のお漬物

天皇に献上された日野菜のお漬物

日野菜の漬物の歴史は古く、約500年前の室町時代の日野の領主・蒲生貞秀公(がもうさだひでこう)が日野の鎌掛(かいがけ)という地域で、野生菜を発見したのが始まりです。その野生菜が日野菜で、葉の部分を漬物にしてみると風雅だったので、京の公家・権大納言の飛鳥井雅親卿(あすかいまさちかきょう)に日野菜を読んだ歌と一緒に贈ったところ、卿が第百四代後柏原天皇に献上。天皇はその美味しさをうたった和歌「近江なる ひものの里の さくら漬 これぞ小春の しるしなるらん」を貞秀公に贈ったというエピソードをもつ、由緒正しいお漬物です。天皇が色と味を賞賛され、「さくら漬け」の名を賜ったのが日野菜のお漬物の始まりと言われています。

冬に食べたいカブや大根のお漬物。

冬に食べたいカブや大根のお漬物

滋賀県の年配の方にとっては、お正月のお漬物は欠かせないものです。千枚漬けやべったら漬けなどはお正月に漬け上がるよう年末から準備します。冬のお漬物は大根、カブ、白菜など旬の野菜を即席用と長期保存用に分けて漬け込みます。カブや大根などは薄く切ったり、小さく切ったりしたものを塩漬けや甘酢漬けにして短期間で食べきります。長期保存用には大きいままで塩漬けにし、さらにぬか漬けにします。滋賀では、お正月など人が集まる行事には各家庭の漬物を持ち寄り、みんなで食べる習慣が今も残っています。

参考:「くらしを彩る近江の漬物」

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