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みょうがのきほんのき いろいろな調理に活躍 色と巻きがポイント 頭スッキリ成分 物忘れがひどくなるって本当? 食用部分は蕾の集合体!? ショウガの仲間

ショウガの仲間

杉谷とうがらし

ショウガ目ショウガ属の多年草。本州から沖縄まで広く自生していますが、原産地は東アジア。名前の由来は、大陸からショウガとともに伝わった際、香りの強いしょうがを「兄香(せのか)」、弱いみょうがを「妹香(めのか)」と呼んだことから、後にしょうが、みょうがになったという説があります。しょうがの「gingers」、みょうがの「Japanese gingers」という英名でもわかる通り、今も食用としての栽培は、日本だけといわれています。

参考: ウィキペディア、日本食品標準成分表

食用部分は蕾の集合体!?

曲がっていても味は素直

薬味として広く使われているのは、別名「花茗荷」といわれる花穂の部分。玉葱のように、中に3~12個重なっているのが蕾です。地下茎で増え、地上部に茂った葉の部分は偽茎。この若茎は「みょうがたけ」として春に食べられています。
夏みょうがと秋みょうががあり、6~8月に収穫される夏みょうがはやや小ぶりで青っぽく、9~10月に収穫される冬みょうがは大ぶりで赤みを帯びています。

物忘れがひどくなるって本当?

物忘れがひどくなるって本当?

 「みょうがを食べると物忘れがひどくなる」というのは全くの俗説ですが、釈迦の故事に由来しているとか。
釈迦には、自分の名前も覚えられないほど物忘れのひどい弟子がいました。そこで釈迦は名前を書いた名荷(名札のこと)をかけさせましたが、彼はそのことさえも忘れてしまいました。彼の死後、墓から生えた植物を、「名荷」と同じ音であることから村人が「茗荷」と呼び、後に物忘れの代名詞となったという説です。ほかにも、刺激成分があり、子どもにあまり食べさせないようにするために親が言い始めたという説もあります。

参考:
食材事典
所さんの目がテン!「目がテン!ライブラリー」

頭スッキリ成分

みょうがの辛み成分「α-ピネン」は針葉樹などに多く含まれ、森林浴効果をはじめストレスの緩和、食欲増進、免疫機能の改善といった効果があるといわれます。俗説とは逆に集中力が高まり、記憶力もアップしたというデータも。但し、香り成分は加熱すると減ってしまうので、生かすにはあまり火を通さないのがポイントです。

参考:所さんの目がテン!「目がテン!ライブラリー」

色と巻きがポイント

おいしくてえぐみの少ないみょうがはふっくらと丸みがあり、巻きがしっかりして、淡いピンク色をしています。保存はラップかキッチンペーパーにくるみ冷蔵庫で。日がたつと外側から傷んでくるので、新鮮なうちに、使い切るようにしましょう。

参考:
旬の食材百科
生産者・杉居はるのさん

いろいろな料理に活躍

独特の風味とシャキシャキの食感が一番の魅力。香りは揮発性が高いので、薬味に使う場合は食べる直前に刻みましょう。えぐみや辛みが強い場合はさっと水にさらします。たくさん手に入ったら、新鮮なうちにさっと湯通しして甘酢に漬けておきましょう。全体が美しいピンクに染まり、そのままでも漬物として一品になりますし、薬味や付け合わせに、彩りにと活躍してくれますよ 
(清水クッキングスクール 清水厚子先生)

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