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産地レポート(後編)

阪口七良兵衛さんと阪口昇平さん
祖父から孫へ、美味しい小松菜は受け継がれます

ごく自然に祖父の農業の跡継ぎに

阪口さんは、もとはJRの職員でした。定年とともに家業だった農業を継ぎました。小松菜だけでなく、トマト、ナスなどの近郊野菜の栽培や、米の種苗の委託栽培なども行っています。
後継者についてお聞きすると
「息子は会社勤めをしていますが、嬉しいことに孫が農業を継いでくれています。若いころから手伝ってくれているので、27歳ですがもう一人前です」
ハウス周辺で忙しく働いているお孫さんの阪口昇平さんに聞きました。
「小さいころから田んぼや畑が遊び場みたいなものでした。高校を出てから農業を継いだんですが、ごく自然な感じでした」
小松菜への思いは昇平さんにとってもひとしおのものがあるようです。
「うちの小松菜は、学校給食にも使っていただいているんです。子どもたちが口にするわけですから、できる限り農薬は使いたくないです。大変ではありますが、せっかく作るなら、安心して食べることができるものを作りたいですね」

小松菜

小松菜は今が旬!ぜひ味わってほしい

今年82歳になる祖父の阪口七良兵衛さんは、仕事の師でもあります。
「しっかりしていますね。80歳を過ぎているとは思えません。いろいろなことを教えてくれますが、積み重ねの大事さを感じますね。
祖父が、小松菜をはじめとする農業をここまで大きくしたのですから、受け継いでいかないと、と感じています。
父は会社勤めをしていますが、定年になったら農業に戻るかもしれません。そのときは、僕の方が先輩ですから、教えようと思っています(笑い)。」
阪口七良兵衛さんも、お孫さんを頼もしそうに見つめます。
「孫はパソコンでいろいろな情報を発信しています。私らの時代には考えられなかったことです。農業も新しく生まれ変わっていくわけですね」
昇平さんは、農業のやりがいを感じ始めています。
「祖父も言いましたが、環境に配慮して小松菜を作るのは大変です。夏場は虫に食われたりもしますが、安心安全なものを作っていきたいです。小松菜は5月から秋口までが旬です。ぜひ、この時期に小松菜を味わっていただきたいですね」

小松菜

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