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下田なす

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下田なす

皮も薄く、みずみずしくて果実のような甘味も。
炒め物など、なすの新しい旨みが発見できる小ぶりのなす。

下田なすは、滋賀県湖南市の下田地区で明治以前から栽培されている伝統野菜です。普通のなすに比べて小ぶりで色も少し薄く、長さは6〜10cmほど。ヘタの下あたりに白っぽいワッカがあります。そして一番の特徴は、水分たっぷりのやわらかな実と薄い皮。特に実はリンゴのような甘味があり、とてもジューシーです。アクが少なく、浅漬けなどの漬物にすると、そのおいしさが際立ちます。また、皮が薄いので煮物やてんぷら、炒めものなどにも利用しやすく、火を通すとみずみずしい旨みがいっそう増すとあって、最近ではパスタやグラタンなど活躍の場をどんどん拡げています。
ただし、下田なすは栽培にはとても苦労するデリケートな野菜。最大の特徴である「水分豊富なやわらかさ」を保つため、夏の雨の少ない時には乾かないよう畝間冠水(畝の間に水をはる)などで水分を補給するなど、生育には多くの手間が必要です。収穫シーズンには直売所などで手に入れることができますので、お好みの料理法で下田なすの魅力ある味わいを楽しんでください。

  • 収穫時期7月中旬〜10月中旬
  • 栽培地域湖南市

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