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「おいしが うれしが」キャンペーン10周年 生産者紹介

「おいしが うれしが」キャンペーン登録店の皆様と県が協働で取組を展開して今年で10周年を迎えます。
この度、県内で元気に生産に取り組まれている若手生産者を2018年9月から2019年2月にかけて、22回に分けてご紹介します。

第15回目 原 勇治さん(犬上郡多賀町)

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【新鮮さに自信あり!養鶏場が直売するこだわり卵】

多賀大社の近くに「原養鶏所」直営の卵直売所があります。営業は16時から18時の2時間のみ。16時前には店のオープンを待つ人で行列ができることもあります。人気の秘密はなんといっても新鮮さ。敷地内にある養鶏場でその日に採れた、産み立ての卵です。

「卵の力が違うんですよ」そう話してくれたのは、原養鶏所四代目の原勇治さん。曾祖父が始めた鶏舎で、幼いころから養鶏の仕事を見て育ちました。「家族が受け継いできた養鶏場を僕が守っていきたい」と、高校卒業と同時に新潟の養鶏場で1年間研修し、一昨年から父親らとともに原養鶏所の主力メンバーとして働いています。

「鶏に与える飼料が卵の味に大きく影響します」と原さん。店頭でアンケートを行い、お客さんの好みを把握したうえで、オリジナルブレンドの飼料を与えているそうです。「毎日、朝と昼の2回、鶏舎を掃除しています」と近隣への配慮を忘れません。「これからも喜んで食べてくれる人がいる限り、地元密着で、いい卵を作ることにこだわっていきたいです」と、人懐こい笑顔で話してくれました。

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おすすめ農家メシ

原さんのおすすめはもちろん「卵かけご飯」。原養鶏所の卵を割ると、濃い黄身とこんもり盛り上がった白身!卵に力があるのは一目瞭然です。「毎日食べているけど飽きません」と原さん。おいしい卵は、それだけで"ごちそう"ですね。

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(取材対象者:原勇治さん(21)(犬上郡多賀町))

(掲載日:平成30年12月14日)

第14回目 橋爪 晃平さん(甲賀市)

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【牛が好き!ただそれだけの想いで】

牛舎を背に爽やかな笑顔で立つのは、酪農家の橋爪晃平さん。茶畑が連なる甲賀市土山町の小高い山の上で、父親らと共に約100頭の牛を世話し、毎日新鮮な牛乳を搾っています。

酪農家の朝は早く、6時頃から作業が始まります。朝晩2回の搾乳を中心に、牛のエサやりや健康状態の観察、牛舎の掃除など、365日休むことはできません。「生きもの相手なので、毎日同じようで違います。牛の様子を観察し、工夫することが面白いんです。」と話す橋爪さん。

とくに牛に与えるエサには気を配っています。干し草に野菜や濃厚飼料を混ぜて作るのですが、同じように与えても食べ残すことがあるそう。混ぜる割合や、ミキサーにかける時間の長さなど、細かな調整が必要になります。

「牛は目で訴えかけてくるんですよ。」と優しく牛を見つめながら話す橋爪さん。中には10年近く牧場で過ごす牛もいるそうで、おいしいエサを作ることはもちろん、日頃から愛情を持って育てていくことがなにより大切な仕事なんだと感じました。

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おすすめ農家メシ

「酪農家の特権ですが、牛乳は搾りたてが味も濃くて一番おいしい。」と話す橋爪さんのおすすめは、牧場などで販売している低温殺菌牛乳。搾りたてに近い、牛乳本来の味が楽しめます。和食の調味料として牛乳を使うのもおすすめだとか。ぜひ、試してみてください!

(取材対象者:橋爪晃平さん(25)(甲賀市土山町))

(掲載日:平成30年12月7日)

第13回目 湯ノ口 絢也さん(東近江市)

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【琵琶湖のほとりで育つ、栄養たっぷりの赤かぶ】

東近江市にある「グリーン・ファーム湯ノ口」の畑にずらりと並んだ赤かぶ。掘りおこしてみれば、まるまるとして、赤く艶があってルビーのよう!

作業をされていたのは、野菜づくりを担当する湯ノ口絢也さんです。

「ここで栽培している赤かぶは、大きくわけて2種類。茎が緑色の「あかくらかぶ」と、茎まで赤い「つがる紅」です。」。とくに「つがる紅」は、生で食べるとシャキシャキとした歯ごたえがあり、火を通すともっちりとした食感が楽しめるそう。

かぶは葉にも栄養がたっぷりで、妊婦さんに必要な栄養素の葉酸も豊富に含まれています。細かく刻んで、炒めるとおいしいと教えていただきました。

「子供が安心して食べられる野菜を作っています」と語る湯ノ口さんは3児のパパ。野菜本来の味を引き出すため、肥料として米ぬかやおからも使うなど、人にも環境にも優しい方法で栽培しています。

湯ノ口さんの野菜は「味に恋して」のブランドで、近隣の直売所やスーパーで販売されています。

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おすすめ農家メシ

「赤かぶは漬物のイメージが強いですが、火を通すと皮の部分まで柔らかくなりますよ」と話す湯ノ口さんのおすすめは、赤かぶの天ぷら!上品な甘みが美味しいそう。また、豚肉と重ね蒸しにするとトロトロになり、野菜嫌いのお子さんにも食べやすい一品に。赤かぶの淡いピンク色が、食卓を華やかに彩ってくれます。(写真は「赤かぶのサラダ」)

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(取材対象者:湯ノ口絢也さん(31)(東近江市栗見新田町))

(掲載日:平成30年11月30日)

第12回目 本庄 由季さん(高島市新旭町)

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【父に憧れ農業の道へ】

風車で有名な高島市新旭町で、21歳の若さで農業に向き合う本庄由季さん。

田んぼで汗を流す父親の背中を見て育ち、憧れを抱いて、同じ道へ進むと決めたのは高校生の時でした。

今は父親の手ほどきを受けながら、コシヒカリ、秋の詩、滋賀羽二重餅、山田錦など多品種のお米を栽培しています。やりがいを感じるときは?の問いに「代掻きなどの作業が上手にできて、父親に褒められたとき」と恥ずかしそうに答える姿には、まだあどけなさも感じます。

「年上の男性が圧倒的に多い世界で、気おくれすることもあるけど、ひとつひとつ学びながら自分の仕事を全うしていきたい。今できるのはそれだけなので」と力強く話す本庄さん。その瞳は、まっすぐ未来を見据えていて、頼もしくも感じました。

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おすすめ農家メシ

「本当に美味しいお米は冷めても美味しい!」と断言する本庄さんのおすすめは「塩むずび」。塩とお米だけのシンプルさが、よりお米の味を際立たせてくれます。本庄さんの忙しい日のランチに度々登場するそうです。

(取材対象者:本庄由季さん(21)(高島市新旭町))

(掲載日:平成30年11月23日)

第11回目 田淵 仁詩さん(草津市)

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【メロンの産地で、農業の新しい形を探る】

草津と守山を結ぶメロン街道。この街道沿いはどこまでもビニールハウスが広がるメロンの産地です。あたり一帯は砂地で水はけがよく、メロンの他にも水菜やホウレンソウといった葉もの野菜の生産が盛んです。

この地で農業を続けてきた祖父にならい、農業をはじめた田淵仁詩さん。最初は教わったことだけをやっていましたが、最近では自分で考えてチャレンジすることが増えました。農業の新しい形を探るため、経営の勉強も始めたと話します。「経営者視点で農業を眺めると、新しいアイデアがわいてくるんです」と目を輝かせる田淵さん。ビーツやパクチーといった野菜も試行錯誤しながら栽培しています。

現在、熱心に取り組んでいるのはメロン栽培。中でも秋メロンの栽培に挑戦中です。寒暖差のある秋に成熟期を迎えるため、糖度が高くなるのだとか。「甘みもあるけれど後味がさっぱりしていて、もう一つ食べたくなるメロンを作っています!」と話してくれました。

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おすすめ農家メシ

水菜、ルーコラ、ラディッシュ、ビーツは葉も柔らかく、生で食べるのが一番。田淵さんのおすすめは、水菜を生ハムで巻いて、オリーブオイルをかけるだけのシンプル・イズ・ベスト。ヘルシーでおしゃれな一品になります。

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(取材対象者:田淵仁詩さん(35)(草津市))

(掲載日:平成30年11月16日)

第10回目 森川 匠さん(長浜市高月町)

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【無農薬、無化学肥料の有機栽培米】

「自然に負荷をかけずにおいしいものをつくりたい」と始めた、もりかわ農場の「JAS有機オーガニック米」。3年以上無農薬、無化学肥料で栽培という条件をクリアし、日本農林規格(JAS)の認証を受けた有機栽培米です。健康志向の高まりもあり、県内はもとより全国から注文が届く人気のお米となっています。

「農薬や化学肥料を使わないことで倍の手間がかかり大変ですが、それでも有機肥料でお米の味をあげたい」と話すのは、もりかわ農場の二代目、森川匠さん。お客さんからの感謝の手紙や言葉がやりがいになっているそうです。

都市圏のお客さんを農場に招き、見学や農業体験をしてもらうイベントなども開催しています。「地元で愛される会社づくりをしながら、日本の食料自給率をあげたい」と、力強く話す森川さんに頼もしさを感じました。

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おすすめ農家メシ

もりかわ農場では現在115haの農地で、13種のお米の他に季節の野菜や大豆、いちじくなどを栽培しています。甘すぎずいちじく本来の味と香りが味わえる「無添加いちじく ジャム」や自家製大豆とお米でこだわって仕込んだ「おかんの味噌」もおすすめです!地元のスーパーやオンラインストア(https://morikawa-farm.shop-pro.jp/)で販売中です。

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(取材対象者:(有)もりかわ農場 森川匠さん(25)(長浜市))

(掲載日:平成30年11月9日)

第9回目 水口 淳さん・良子さん(高島市マキノ町)

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【脱サラして就農!夫婦で作る野菜と農業の未来】

今や高島市のシンボルとなったメタセコイヤ並木。その近くに脱サラして就農した水口さん夫妻が営む「みなくちファーム」があります。原木しいたけ、まくわ等、約50種の野菜を無農薬で栽培しています。

しいたけの原木はクヌギを山から切り出しているそう。「それが荒れた山を手入れし、里山を守ることにもつながる」と夫の淳さん。「雪が多く寒さも厳しいマキノで育つしいたけは厚みがあって、炭火で焼いて塩をかけるだけで美味しいですよ」と妻の良子さん。

良子さんは主に販売担当でロゴを入れたり袋詰めを工夫したりしています。美しさにこだわる良子さんが心をこめて作るのは「野菜ブーケ」。見て、食べて、二度楽しめるみなくちファームの自慢の一品です。

二人の夢はここに牧場をつくること。「農業はおもしろい」ということを体現した場所にしたいそう。その一歩としてピザ窯を作りました。近い将来、自然の恵みを存分に味わえる場所になりそうです!

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おすすめ農家メシ

しいたけの笠にマヨネーズしょうゆを塗り、その上にチーズをのせます。それをホイルで丸ごと包み、オーブントースターで焼くこと5分。肉厚しいたけのチーズ焼きのできあがりです。BBQにもオススメです。

(取材対象者:みなくちファーム 水口淳さん(39) 良子さん(40)(高島市))

(掲載日:平成30年11月2日)

第8回目 森元 直紀さん(大津市和邇)

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【志賀の地形を生かした米づくり】

小さい頃から可愛がってくれた伯父さんの田んぼを引き継いで十数年。米一筋で、農業と向き合ってきた森元直紀さん。北比良から小野まで24ha、180枚近くの田んぼを耕していますが、地域によって土や水の特徴も違うといいます。

北比良は砂地で、水がたまりにくい土壌。しかし、山からの冷たい水が注ぎこむことで、甘みのあるお米ができるのだとか。

和邇の土壌は粘着質で、もち米を栽培するのに相性が良い土地。琵琶湖から水を引き、最高級のもち米と名高い「滋賀羽二重餅」を栽培しています。

近くにある小野神社は、餅発祥の地と言われ、現在では"お菓子の神様"として信仰を集めています。由緒ある地でつくるもち米がおいしくないはずがないですね!

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おすすめ農家メシ

森元さんにおいしく食べられるお米の炊き方を伝授してもらいました。水は炊飯器の表示よりも少なめにして炊くのが鉄則!そうすれば固めのご飯に炊きあがり、食べる時によく噛むことになります。すると、より一層、米の甘みを感じれるそうです!お試しあれ!

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(取材対象者:ライスファーム志賀 森元直紀さん(29)(大津市))

(掲載日:平成30年10月26日)

第7回目 杉本 寛さん(蒲生郡竜王町)

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【平飼いで大きく育った「近江しゃも」】

果樹園や牧場が広がる竜王町山之上。この豊かな自然の中で、養鶏家の杉本さんが育てているのは「近江しゃも」です。近江しゃもとは平成5年に誕生した滋賀の特産品。ぷりぷりとした歯ごたえと濃厚な旨味で、多くの料理人からも高く評価されている高級地鶏です。

出荷のため杉本さんの腕に抱えられ、鶏舎からでてきた近江しゃも。通常の鶏の倍以上の大きさがあり、首が長く、堂々とした姿をしています。「もともと闘鶏として使われていた品種だから、筋肉質でケンカっぱやいんですよ」と杉本さん。

ケンカして傷ついたり、ストレスがかかってしまうと肉の品質にも影響がでてしまうので、地面の上で放し飼いをする"平飼い"で育てています。また、安心して美味しく食べてほしいと、自分たちの目で安全確認をした地元産の飼料や地下水を与えるようにしているそうです。

「抱きかかえたときに、ぷくぷくと大きく育っていると嬉しいですよね」と話す杉本さんの笑顔から愛情が伝わってきました。(写真右下(4枚目)は別の鶏舎で育てている淡海地鶏)

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おすすめ農家メシ

「歯ごたえのある近江しゃもは、すき焼きで食べるのが美味しいですよ」と杉本さん。しっかりとした肉質は、噛むほどに旨味が口に広がります。近江の野菜と一緒に召し上がってみてはいかがでしょうか。

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(取材対象者:杉本養鶏場 杉本寛さん(39)(蒲生郡竜王町))

(掲載日:平成30年10月19日)

第6回目 富田 純大さん(高島市朽木)

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【谷川の澄んだ水ときれいな空気が自慢の朽木のお米】

高島市朽木桑原。大津からは車で一時間ほどかかるこの村は棚田のまわりに、昔ながらの古民家が並び、日本の原風景が広がっています。稲穂に赤とんぼがそっととまる様子は、まるで一枚の絵のよう。

そんな風景を未来に残していくためにも田んぼはなくてはならないものですが、高齢化で米づくりをやめていく人も多い。そんな人の田んぼを預かり、米づくりを担っているのが富田さんです。

子どもの頃に朽木村に引っ越してきて、昔から農業をしていた方に教わり、米づくり一筋で打ち込んできました。

県内でも特に寒暖差の大きい朽木で育つ米は、甘みがあるのが特徴。「朽木の米づくりは山からの冷たい谷水を使うので、収量が減ってしまい、農家にとっては難しい土地なんです。でも澄んだ水で育てる米はその分、おいしいんですよ」と富田さん。

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おすすめ農家メシ

おいしい食べ方はズバリそのまま食べること。電気炊飯器を使わずに火力の強いガス炊飯器で炊くのがイチ押しです。ガス炊飯器のない方は水にこだわるといいのだそう。水道水ではなくミネラルウォーターを使うだけでも、味がまったく違うとか。ぜひ、試してください。

(取材対象者:富田純大さん(25)(高島市))

(掲載日:平成30年10月12日)

第5回目 竹田 知裕さん(甲賀市土山町)

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【若さとパワーで茶産地を盛り上げる!】

滋賀県で生産されるお茶の10分の1を生産している「グリーンティ土山」(甲賀市土山町)では、現在、秋番茶の収穫の真っ只中!青空の下、丘陵一帯に広がる緑の茶畑は、心和む日本の原風景のひとつです。

今回お話を伺ったのは、お茶の生産から製造、販売までを一括管理する「グリーンティ土山」の理事のひとり、竹田知裕さん。非農家出身ながら、農業大学校でお茶を学び、研修先であったグリーンティ土山に入社しました。45歳の代表を筆頭に20代から30代の社員が活躍している会社です。「茶樹の苗づくりから商品化まで、お茶の全工程に関われるのが楽しい」と笑顔で話してくれました。

今年4月には県内で初めて、碾茶(てんちゃ)工場を新設。碾茶とは抹茶になる原料で、濃茶・薄茶・加工用抹茶としてチョコレートやお菓子などにも使用されます。海外での日本茶ブームも重なり、需要は高なる一方。おしゃれなパッケージのオリジナル商品を開発販売するなど、高齢化が進むお茶業界に、若い感性で新しいチャレンジを続けています。

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おすすめ農家メシ

竹田さんがおすすめしてくれたのは抹茶。「飲むだけでなく、料理やスイーツに、使い方は無限大。茶葉の栄養を丸ごと摂取できるので健康にもいいですよ」。グリーンティ土山のHP(http://ocha-gt.com/)や、前野園茶舗(大津市)、るシオールファーム直売所(甲賀市水口町)で購入できます。

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(取材対象者:農業組合法人 グリーンティ土山 竹田知裕さん(33)(甲賀市))

(掲載日:平成30年10月5日)

第4回目 東川 和慎さん(甲賀市水口町)

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【医療用に開発された低グルテリン米】

「新しい農業に挑戦していきたい!」と意欲を語るのは、祖父の代から続くオカムラ農産(甲賀市水口町)の若き担い手、東川和慎さん。農薬不使用米や、医療機関向けの機能性成分米「LGCソフト」の栽培に取り組んでいます。

「LGC」は"Low Glutelin Content"の略で、直訳するとグルテリンが少ないお米。これは腎臓病患者向けに開発されたお米で、普通のお米に比べ、体内に吸収されるタンパク質量が約2分の1になるとのこと。東川さんは「病院や介護施設など、医療機関へ納品することが多かったので、健康的に美味しいお米をたくさん食べてほしいと思って栽培を始めました」と話します。

「医療業界や介護業界とも連携して、いろいろな農業に挑戦したいです」と熱く語る、東川さんの今後の展開に期待がかかります。「LGCソフト」は、ほとんど市販はされていませんので、気になった方はオカムラ農産(TEL:0748-63-4190)までお問い合わせを。

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おすすめ農家メシ

東川さんがおすすめするお米の一番美味しい食べ方は、炊きたての白米!「かむほどに甘みがでて美味しい!」と満面の笑顔で話してくれました。新米の季節はぜひ白米のままで、お米本来の美味しさをかみしめてみませんか?

(取材対象者:有限会社オカムラ農産 東川和慎さん(甲賀市))

(掲載日:平成30年9月28日)

第3回目 小林 弘生さん(長浜市今荘町)

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【敷地面積9,090坪の広大なぶどう園】

長浜市今荘町。自然豊かなこの町で、減農薬にこだわったぶどうを栽培する「今荘ぶどう園」(今荘ぶどう生産組合)では、直売とぶどう狩りを2本柱として、マスカット・ベリーAを中心に、約15種類のぶどうを育てています。

「祖父の始めたぶどう園を守っていきたい」と語るのは、小林弘生さん(写真右)。今荘町を盛り上げたいという思いから、会社に勤めながら広大なぶどう園を作り上げた祖父を見て育ち、農業大学校を卒業後、今年4月から、6軒の生産者が加盟する「今荘ぶどう生産組合」の一員に。

ぶどう狩りの受付で、組合長の佐野勝さん(写真左)と、笑顔で談笑する小林さん。その様子からは、生産組合の温かい雰囲気が伝わってきました。

※「今荘ぶどう園」の今年の営業は終了しました。

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おすすめ農家メシ

小林さんが紹介してくれたのは、今荘ぶどう園のぶどうが使われている、ヒトミワイナリー(東近江市)の赤ワイン「お市」と白ワイン「長政」。ぶどうの味わいがぎゅっと凝縮された日本ワインです。

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(取材対象者:今荘ぶどう生産組合 小林弘生さん(21)、佐野勝さん(68)(長浜市))

(掲載日:平成30年9月21日)

第2回目 柴田 明宏さん(彦根市田付町)

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【人にも魚にも優しい『魚のゆりかご水田米』】

『魚のゆりかご水田米』をご存知ですか?琵琶湖から田んぼに遡上してきた魚が産卵・生育できるような環境で栽培されたお米のことで、滋賀県が認証しています。

「このあたりは、湖魚が田んぼに遡上→産卵・ふ化→成長→流下→(翌年に)遡上の循環サイクルが最も確立している地域ではないでしょうか。」と話すのは、柴田ファーム(彦根市田付町)の柴田明宏さん(写真左)。父の幸弘さん(写真右)が続けてきた『魚のゆりかご水田プロジェクト』の取り組みを一緒に維持しています。

琵琶湖の固有種ニゴロブナなどは、田植えの季節(5月頃)に排水路に設置した魚道を通って田んぼに上ってきます。そして、田んぼで産卵・ふ化・成長し、再び琵琶湖に帰っていきます。そうやって琵琶湖の生態系を守りながらお米を育てたのが『魚のゆりかご水田米』なのです。

魚にも人にも優しいお米として少しずつ注目を集めていますが、まだまだ認知度が低いのも事実。「今後は販売促進にも力を入れたいです。また、この取組が次世代、その次の世代へと受け継がれていくといいですね。」と、柴田さんは語ってくれました。

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(取材対象者:柴田ファーム 柴田明宏さん(33)、柴田幸弘さん(61)(彦根市))

(掲載日:平成30年9月14日)


第1回目 弓削田 信基さん(近江八幡市大中町)

第1回目 弓削田 信基さん(近江八幡市大中町)

【宝石のように輝くぶどう】

一粒一粒が宝石のように魅力的な味わいとなるようにイメージされた、「シャロン農園」自慢の高級ぶどう。家族みんなで育てた「藤稔」(黒)、「シャインマスカット」(黄緑)、「ベニバラード」(赤)、「クイーンニーナ」(赤紫)の各品種はキラキラ輝きとても美しい!

高品質なぶどう作りの秘密、それは独自の栽培方法『根域制限栽培』にあります。まず水はけの良い土壌を作り、乾湿メーターを利用し徹底した水分管理。そして一番大事な成熟期に水分を最低限に抑え水分ストレスを与えることで、肥料や農薬に出来るだけ頼ることなく、ぶどう本来の持つ甘さを最大限に引き出すことができます。

専業農家が多数経営する大規模農業地帯・滋賀県近江八幡市大中町で、20年前からぶどう栽培を続ける「シャロン農園」。ご家族の「美味しいぶどうが食べたい」という言葉から始まったぶどう作りを、いま切り盛りするのは弓削田信基さん。あたたかいご家族と力を合わせ、美味しいぶどう作りを追求し続けています。

弓削田 信基さん)

「藤稔」(黒)

「藤稔」(黒)、「シャインマスカット」(黄緑)、「ベニバラード」(赤)、「クイーンニーナ」(赤紫)

おすすめ農家メシ

弓削田さんがオススメする食べ方は『ブドウのタルト』。草津市のケーキ店「le ha-non(ル・ハノン)」で販売されているスイーツ。タルトの主役としてより輝きを増し、高品質ならではのぶどうの可能性が感じられます!

ブドウのタルト

(取材対象者:有限会社シャロン農園 弓削田信基さん(近江八幡市))

(掲載日:平成30年9月7日)

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